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VMware VirtualCenter 2.0.2 JA

最新バージョン: 2.0.2 | 08/27/2007 | Build: 54265 | リリース ノート


注: このリリースは、既存のVirtualCenterインストール環境に、アップグレード インストールすることはできません。このリリースをインストールする前に、VirtualCenterの既存のバージョンをアンインストールしてください。ただし、インストール中にVirtualCenter 2.0.1 P2データベースをアップグレードすることができます。新しいバージョンのインストール時に、既存のデータベースを指定するオプションを選択してください。既存のデータベースのアップグレード後の構成の手順については、「既知の問題」の「VirtualCenter 2.0.2のインストール後にVirtualCenterの起動に失敗することがある」の項を参照してください。

2007年8月29日に更新されたリリース ノートには、次の情報が追加されています。

  • 「既知の問題」に、「ユーザー名にASCII以外の文字は入力できない」を追加

2007年8月23日に更新されたリリース ノートには、次の情報が追加されています。

  • 「新機能」に、「VMware HAにカスタマイズ可能な設定を追加」を追加
  • 「既知の問題」に、「VirtualCenterアップグレード インストーラをUSBデバイスから実行すると失敗する」を追加
  • 「既知の問題」に、「ネットワーク接続を復元したあとに、VMware HAエージェントの自動再構成に失敗する場合がある」を追加
  • 「VirtualCenter 2.0.2のインストールの前に」に、「ISOイメージまたはCD-ROMを使用して行うアップグレードのためのインストール前タスク」を追加

2007年7月31日に更新されたリリース ノートには、次の情報が追加されています。

  • 「修正済みの問題」に「VMware Consolidated Backupに関する問題」を追加。
  • 「既知の問題」に「英語版のVirtualCenter 2.0.2を使用している場合、VI Clientでバックスラッシュを入力できない」を追加。
  • リリース ノートの内容

    VirtualCenter 2.0.2は、以前のパッチ リリースで優先度の高かったいくつかの問題の修正、およびいくつかの機能強化と機能改善を含んだメンテナンス リリースです。このリリースでは、データベース、仮想マシン管理に関する問題、およびその他の重要な問題が修正されています。加えて、ライセンスの割り当てと配布を効率化することによってライセンス管理が改善され、また、VMware HAでいくつかのカスタマイズ可能な設定が追加されています。

    このメンテナンス リリースは、VirtualCenter管理サーバおよびVI Clientソフトウェアの変更も含んでいます。このメンテナンス リリースを使用してVirtualCenterサーバ ホストをアップグレードする場合は、すべてのVI Clientホストもアップグレードする必要があります。Windowsクライアント ホストは、アップグレードしたVirtualCenterサーバ ホストからソフトウェアをダウンロードするか、VirtualCenterのインストール開始ページからVI Clientを選択すると、アップグレードできます。

    リリース ノートには、次のトピックが含まれています。

    新機能

    ライセンス管理
    VirtualCenter Server 2.0.2リリースでは、ESX ServerおよびVCB(VMware Consolidated Backup)のライセンス再配布と割り当てをきめ細かく制御できるようになりました。このオプションを使用すると、管理者は指定したホストのみがライセンスを取得できるように、ライセンス サーバへのアクセスを制限できます。また、特定のホストが取得すべきライセンスの数とタイプを指定することもできます。詳細については、ナレッジベース(KB) 1000955「License Administration using an Options File」を参照してください。

    VirtualCenter 2.0.2リリースで新たにサポートされたデータベース
    VirtualCenter Server 2.0.2リリースでは、次に示すデータベース管理システムのサポートが追加されました。

    • Microsoft SQL Server 2005 SP2(32 ビット版および64ビット版)

    注: Microsoft SQL Server 2005のネイティブ クライアント ドライバは、インストールまたはアップグレードではサポートされていません。SQL Serverドライバ(ネイティブSQLなどのドライバ以外)を使用する必要があります。Microsoft SQL Server 2005を使用する場合は、そのデータベース用に構成されたODBCドライバが、SQL Serverドライバであることを確認してください。SQL Serverドライバでない場合は、このアップデートにアップグレードまたはインストールする前に、SQL Serverドライバを再構成する必要があります。そうしないと、正常にインストールされません。

    長い名前を持つユーザーまたはグループにアクセス権を割り当て可能
    VI Clientでは、最大250文字の長い名前を持つユーザーまたはグループに、アクセス権を作成して割り当てられるようになりました。これに対応するため、「VPX_ACCESS」テーブルの「PRINCIPAL」コラムのデータ型が変更されました。

    VMware HAにカスタマイズ可能な設定を追加
    VirtualCenter Server 2.0.2リリースには、次に示すVMware HAをカスタマイズするために使用可能な詳細構成設定が2つ含まれています。

    • 障害および分離の検出用のタイムアウト値を、デフォルトの15秒以外にも構成できます。
    • 1つ以上の分離応答アドレスを指定して、冗長サービス コンソール ネットワークに独立した分離アドレスを持たせることができます。
    これらの設定の詳細については、ナレッジベース(KB) 1002080を参照してください。

    修正済みの問題

    VirtualCenter 2.0.2(Build 50618)では、さまざまな問題が修正され、いくつかの改善が行われています。

    セキュリティに関する問題

    • DoS(Denial of Service)に関する問題への対処
      このリリースでは、特別に作られた入力をWeb Accessインターフェイスから受信した場合にVirtualCenterで障害が発生する、DoSに関する問題が修正されました。VirtualCenterは、シャットダウンする代わりに、Web Accessリモート管理クライアントに例外を送信するようになりました。Common Vulnerabilities and Exposuresプロジェクト(cve.mitre.org)は、この問題をCVE-2007-1272と名付けました。

    インストールに関する問題

    • VirtualCenterサービスが自動的に再起動するよう構成
      このリリースでは、VirtualCenterのインストーラによって、VirtualCenterサーバ サービスとVirtualCenter Web Accessサービスの両方に対して、サービス リカバリ オプションがデフォルトで自動再起動するように構成されます。これらのサービスは、障害発生のたびに5分後に再起動するよう構成されます。以前のリリースでは、2回目以降の障害に対する再起動設定は、手動で構成する必要がありました。

    データベースに関する問題

    • VirtualCenterのインストーラが、DBA以外のユーザーに対してトランザクション ログに関する有用なアラームを表示
      このリリースでは、DBA以外のユーザーに対してトランザクション ログに関する有用なアラームを表示するよう、VirtualCenterのインストーラが変更されました。トランザクション ログは、時間の経過とともに非常に大きくなるので(定期的なバックアップがスケジュールされている場合を除く)、当社ではこのニーズに合わせて、データベースのリカバリ モデルを適切に構成することを推奨します。ユーザーのデータベース リカバリ モデルが現在「FULL」になっている場合、ユーザーはナレッジベース(KB) 1001046「SQL Server Recovery Model Affects Transaction Log Disk Space Requirements」を参照して、リカバリ オプションを適切に設定するように通告されます。
    • データベース ビューVPXV_HIST_STATが不完全
      このリリースでは、データベース ビューVPXV_HIST_STATが変更され、正しい定義を反映するようになりました。

    仮想マシンの管理に関する問題

    • アラームを使用して仮想マシンのハートビートを監視
      このリリースでは、仮想マシンのハートビート監視においてアラームを発するオプションがVI Clientに追加されました。この機能はVirtualCenter 1.xで使用可能でしたが、バージョン2.0には実装されていませんでした。今回のリリースでは、この機能が有効になりました。
    • 仮想マシンの自動起動設定を、移行後も保持
      このリリースでは、仮想マシンの移行中も自動起動に関する情報を保持する、新しい機能が追加されました。仮想マシンの起動およびシャットダウン設定は、手動によるホットまたはコールド移行、およびDRSによる自動VMotion移行時も保持されます。
    • 連続したテンプレートのデプロイメントで、指定した静的IPアドレスを仮想マシンに設定
      このリリースでは、テンプレートを連続してデプロイする場合に発生した、ネットワーク構成の誤りが修正されました。以前のリリースでは、静的IPアドレスを使用してテンプレートが連続して3回デプロイされると、3番目の仮想マシンは指定されたIPアドレスではなく、仮想NICをDHCPに設定していました。
    • 時刻同期オプションを、VMotionによる移行中も保持
      このリリースでは、仮想マシンがESX Server 2.5.2ホストなどの移行先ホストに移行された場合に、時刻同期オプションが保持されないという問題が修正されました。移行中も、時刻同期オプションが保持されるようになりました。
      注: 仮想マシンをパワーオンしたときにtools.syncTimeの値が変更される場合、時刻同期オプションは保持されません。
    • DRSが、メンテナンス モードを終了したホストに仮想マシンを移行
      以前のリリースでは、メンテナンス モードを終了したばかりのホストには、DRSは仮想マシンを移行しませんでした。メンテナンス モードを終了したばかりのホスト以外に使用可能なホストがない場合、DRSは失敗していました。今回のリリースでは、この問題が修正されました。
    • VirtualCenterサーバが、仮想マシンの移行前に移行先ESX Serverホスト上のVMFSパーティションのブロック サイズを確認
      このリリースでは、VirtualCenterサーバが、移行先ESX Serverホスト上のVMFSパーティションのブロック サイズを確認し、そのパーティションでサポートされる最大仮想ディスク サイズを計算します。移行元仮想ディスクのサイズが、移行先ESX Serverホストでサポートされる最大サイズよりも大きい場合、VirtualCenterサーバはファイルが大きすぎることを示すエラー メッセージを送信します。以前のリリースでは、この確認が行われなかったため、エラー メッセージを送信せずに移行に失敗していました。

    その他の問題

    • VirtualCenter 2.0のみに対するNATサポート
      このリリースでは、NAT(ネットワーク アドレス変換)を使用した、VirtualCenterへのESX Server 2.5および3.0ホストの接続のサポートが提供されます。NATの内側に構成されたVirtualCenterサーバに接続するようにESX Serverを構成するには、次の構成パラメータをvpxd.cfgに追加する必要があります。

      <vpxd>
           ...
           <managedip>ipAddress</managedip>
           ...
      </vpxd>

      ここで、ipAddressは、VirtualCenterサーバと通信するためにESX Serverホストが使用するアドレスです。

      vpxd.cfgファイルに手動でIPアドレスを構成する方法の詳細については、ナレッジベース(KB) 2195771「Manually Setting Cluster IP Address for Clustered VirtualCenter Server」を参照してください。
      また、このIPアドレスのポート902宛てのUDPパケットを許可するように、NATが構成されている必要があります。

    • VirtualCenterサーバのバージョンをレジストリに追加
      このリリースでは、「InstalledVersion」文字列がレジストリに追加されました。この文字列の値は、システムにインストールされたVirtualCenterサーバのバージョンを示しています。この文字列の値の形式は'VirtualCenter Server version.' 'Build version.'です。以前のリリースでは、VirtualCenterサーバに対するレジストリ エントリにこの文字列がありませんでした。インストールされたVirtualCenterサーバのバージョンは、VI Clientを使用してVirtualCenterサーバに接続し、[Help] - [About Virtual Infrastructure]をクリックしても確認できます。
    • VirtualCenter 1.xとの下位互換性を有効または無効にする新しい設定の追加
      このリリースでは、[Web Server Settings]ダイアログ画面に新しい設定が追加され、VirtualCenter 1.xとの下位互換性を有効または無効にできるようになりました。インストール時およびセットアップ時しか選択オプションを使用できなかった以前のバージョンとは異なり、このオプションをVirtualCenter管理サーバの構成画面で使用でき、いつでもアクセスできるようになりました。
      注: 設定を変更するには、VirtualCenterサーバを手動で再起動する必要があります。
    • 仮想マシンの削除時に新しいVI Clientの警告メッセージ
      このリリースには、[Delete from Disk]オプションに対する新しいエラー メッセージが含まれています。このメッセージは、読み取り専用ディスクを持つ仮想マシンをユーザーが削除しようとしたときに表示されます。メッセージには、このようなディスク タイプを削除すると関連するベース ディスクも削除されて、そのディスクを共有している仮想マシンもディスクにアクセスできなくなることが示されます。
    • ESX Serverホストの稼働時間の値が表示されない
      このリリースでは、VirtualCenterのアップグレード後にESX Serverホストの稼働時間が表示されなくなるという問題が修正されています。稼働時間の値は、VirtualCenterがESX Serverホストに接続したときに、VI Clientに表示されるようになりました。
    • ユーザーとグループの関係を変更した後、ユーザーの実質的なアクセス権が次回ログイン時に反映される
      このリリース以前は、ユーザーとグループの関係が変更されたときに、影響を受けるユーザーの実質的なアクセス権は、次回ログイン時に反映されませんでした。ユーザーとグループの関係の変更とは、グループへのユーザーの追加、およびグループからのユーザーの削除などです。このリリースでは、ユーザーとグループの関係変更後の実質的なユーザーのアクセス権が、次回ログイン時に反映されます。
    • VirtualCenterまたはESX Serverに接続しているときに、Mozilla Webブラウザのプラグインが更新に失敗する
      このリリースでは、Mozillaブラウザを使用したWeb Accessクライアントで、サーバ証明書の検証に失敗するという問題が修正されています。このバージョンのVirtualCenterには、サーバ証明書の検証が有効になっていることを前提とした、Web Accessプラグインによるサーバ証明書の検証が組み込まれています。サーバ証明書検証の有効化の詳細については、ナレッジベース(KB) 4646606「Enabling Server-Certificate Verification for Virtual Infrastructure Clients」を参照してください。その他の関連情報については、VMwareテクニカル ノートの「Replacing VirtualCenter Server Certificates」を参照してください。
    • デフォルトのサーバ証明書が730日間で期限切れになる
      VirtualCenter管理サーバに付属するデフォルト(自己署名)の証明書が、インストール後730日間で期限切れになります。以前のバージョンのVirtualCenter管理サーバからアップグレードした場合は、その(以前のバージョンの)インストール後730日間で証明書が期限切れになります。デフォルトの証明書が期限切れになると、VirtualCenter管理サーバにログインできなくなります。デフォルトの証明書は、期限切れになる前に入れ替えてください。その他の関連情報については、VMwareテクニカル ノートの「Replacing VirtualCenter Server Certificates」を参照してください。
    • 仮想マシンの同じマウント ポイントに2つのボリュームをマウントすると、VirtualCenterがクラッシュする
      このリリースでは、2つのボリュームが仮想マシンの同じマウント ポイントにマウントされていると、VirtualCenterサーバで障害が発生するという問題が修正されています。
    • アラームがトリガされたときに、アラーム設定の最初のアクション項目のみが実施される
      このリリースでは、ユーザーが複数のアクション項目を持つアラームを作成したときに、そのアラームがトリガされると、アラーム設定内のすべてのアクション項目が起動されます。以前のVirtualCenter 2.0.1 Patch 2リリースでは、最初のアクション項目のみが起動されていました。
    • タスクのタイムアウト値をvpxd.cfgファイルに手動で設定可能
      VirtualCenterサーバのデフォルトのタスク タイムアウトは900秒に設定されます。この値は、vpxd.cfgファイルに次の行を追加することで、手動で設定できます。

      <vpxd>
           ...
           <task>
                <timeout>timeout_value</timeout>
           </task>
           ....
      </vpxd>

      タイムアウト値は秒単位で指定します。
      注: vpxd.cfgファイルの変更後は、VirtualCenterサーバを再起動する必要があります。

    • 移行操作後、移行先LUN上で使用可能なデータストアの空き容量が、VI Clientにすぐに反映される
      このリリースでは、移行操作後に、移行先LUN上のデータストアで使用可能な空き容量が、Virtual Infrastructure Client UIですぐに更新されて反映されます。以前のリリースでは、移行先LUN上のデータストアで使用可能な空き容量が更新されるまでに、かなり時間がかかっていました。
    • 『VMware Virtual Infrastructure 3 基本システム管理』にあるアラーム スクリプト変数名の更新
      『Virtual Infrastructure 3 基本システム管理』には、次の誤ったアラーム スクリプト変数名が示されています。
      {entityName}
      {entityObject}

      『基本システム管理』には、正しい内容を示したPDF更新セクションが追加されています。この更新には、次のエントリが示されています。
      {targetName}
      {target}

    パフォーマンスに関する問題

    このリリースには、いくつかのパフォーマンス上の修正が含まれています。修正内容は、キャッシュの効率化、インベントリ オブジェクト検索の最適化、およびコマンド レイテンシーの減少です。

    • アクセス権の確認の高速化により、プロパティ コレクタのパフォーマンスが向上し、操作レイテンシーが改善され、クライアント応答が高速化されました。

    • 一部のプロパティ コレクタのアルゴリズムを高速パス化することで、プロパティ コレクタのパフォーマンスが向上しました。

    • パフォーマンス関連データを収集するためのカウンタおよびログを追加することで、パフォーマンス上の問題に関する診断情報を改善しました。

    • VirtualCenterサーバ エージェントの同期レイテンシーを改善しました。

    • VirtualCenterサーバとエージェントの両方で、アラーム処理の効率を向上しました。

    • 仮想マシンの作成および削除のレイテンシーを改善しました。

    • VirtualCenterサーバ エージェントの同期頻度を減らしたことで、VirtualCenterの応答性と操作レイテンシーが改善されました。
    VMware Consolidated Backupに関する問題

    • 2つの異なるデータストアでの仮想マシン ディスク
      このリリースでは、2つの異なるデータストア上で仮想ディスクを持つ仮想マシンのスナップショットのコミットを妨げていたバグが修正されています。この修正によって、そうした仮想マシンはVCBで保護できるようになりました。この解決済みの問題の詳細については、ナレッジベース(KB) 10043を参照してください。

    • スナップショット機能の強化
      このリリースには、VCB用の統合モジュールに、前回のバックアップ ジョブが古いスナップショットの削除に失敗した場合に、以前のバックアップ ジョブで残った古いスナップショットを削除する機能が含まれています。

    既知の問題

    この更新の既知の問題と制限事項を次に示します。

    • VirtualCenterアップグレード インストーラをUSBデバイスから実行すると失敗する
      USBデバイスを使用してVirtualCenter 2.0.xからVirtualCenter 2.0.2にアップグレードすると、アップグレード インストーラが失敗します。すべての設定ファイルをUSBデバイスからローカル ディスクにコピーしてから、ローカルにセットアップを実行することを推奨します。
    • VMware Infrastructure Web Access の説明がローカライズされていない
      ESX Serverホストにドイツ語版の言語パックをインストールしたあと、およびドイツ語のWindowsホストに、Web AccessとともにVirtualCenterをインストールしたあとは、Windows Servicesで表示されるVirtualCenter Web Accessの説明がドイツ語で表示されません。
    • ESX Server ホストで言語パックへのパスが見つからない
      以前は、言語パックは、/tmp/ESX-LangPack/webAccess/webapps/ui/misc/downloads/VMware-viclient.exe/var/lib/vmware/hostd/docroot/client のパスにありましたが、現在は、../miscディレクトリはもう存在しません。この問題を解決するには、「ESX Serverホストへの言語パックのインストール」で説明する手順に従って、正しい場所に言語パックをインストールしてください。
    • インストール後のVirtualCenterの起動に失敗することがある
      新たにVirtualCenter 2.0.2をインストールし、以前のリリースからのアップグレードではなく、かつ以前のリリースのVirtualCenterで作成したデータベースを指定した場合、インストール完了後のVirtualCenterの起動に失敗します。このような場合、データベースはインストール プロセスでアップグレードされません。ログには、以下のようなエラーが記録されます。

      Sequence VPX_INVENTORY_SEQ is not defined on the database Failed to initialize VMware VirtualCenter.Shutting down...

      この問題を解決するには、次の手順を実行します。

      1. VirtualCenterのインストールを行なったホストのコマンドプロンプトを開きます。
      2. VirtualCenterのインストールディレクトリに移動します。デフォルトの場所は、C:\Program Files\VMware\VMware VirtualCenter 2.0\です。
      3. 以下のMS SQL用のコマンドを実行します。
      4. vpxd.exe -f DropVpxStatsRollupProc.sql -m
        vpxd.exe -f rollup_mssql1.sql
        vpxd.exe -f rollup_mssql2.sql
        vpxd.exe -f rollup_entity_mssql1.sql
        vpxd.exe -f rollup_entity_mssql2.sql
        vpxd.exe -f updatedb_mssql.sql -m

      5. 以下のOracle用のコマンドを実行します。
      6. vpxd.exe -f rollup_oracle.sql
        vpxd.exe -f rollup_entity_oracle.sql
        vpxd.exe -f updatedb_oracle.sql -m

      7. コマンドの実行が完了したらVirtualCenterを起動します。
    • ASCII以外の文字に関する制限
      このリリースでは、ASCII以外のデータの入力(たとえば、仮想マシン名、アラーム名など)に関する制限があります。VirtualCenter 2.0.2のローカライズ版にアップグレードする前に、VI ClientまたはSDKを通じてVirtualCenterにASCII以外の文字が使用されていないことを確認してください。データベースをアップグレードすると、新しいデータベース内では、これらの文字は破壊される可能性があります。また、VirtualCenterサーバーの起動に失敗する可能性があります。
    • 英語版のVirtualCenter 2.0.2を使用している場合、VI Clientでバックスラッシュを入力できない
      英語版のVirtualCenter 2.0.2を使用している場合、VI Clientの入力フィールドの一部でバックスラッシュ(\)の入力に失敗します。たとえば、「仮想マシン名」などのようなテキスト フィールドにバックスラッシュを入力しようとすると、入力が正しい形式でないというエラー メッセージが表示されます。例外として、[Add Permissions]ダイアログでドメイン ユーザーにロールを割り当てる場合、およびライセンスのダイアログでESXサーバ ホストのライセンス ファイルのパスを指定する場合だけで、バックスラッシュが使用できます。
    • ドイツ語版および日本語版のVirtualCenter 2.0.2では、Web Accessで[OK]および[Cancel]と英語で表示される
      ドイツ語版および日本語版のVirtualCenter 2.0.2を使用している場合、Web Accessで一部の警告メッセージボックスのボタンが[OK]および[Cancel]と表示されます。たとえば、仮想マシンをパワー オフするときのメッセージ ボックスでは、ドイツ語または日本語ではなく、[OK]および[Cancel]と英語で表示されます。
    • ドイツ語版および日本語版のVirtualCenter 2.0.2では、VI Clientでユーザーやグループにパーミッションを追加するオプションにASCII以外の文字を使用できない
      ドイツ語版または日本語版のVI Clientの[Add Permissions]オプションで、新たにユーザーまたはグループを追加する場合にASCII以外の文字が許可されません。ASCII以外の文字のユーザーやグループを選択すると、英数字の使用を指示するエラー メッセージが表示されます。
    • リソース プールのアクセス権、および仮想マシンとテンプレートの表示
      [Virtual Machines and Templates]インベントリ ビューでは、リソース プール レベルで伝搬権限を持つユーザーに対して、未検出の仮想マシンのみが表示されます。検出済みの仮想マシン フォルダ、およびそのフォルダ内の検出済み仮想マシンを、ユーザーが見ることはできません。
    • ESX Server 2.5および3.0ホストではNATは未サポート
      このリリースは、NAT構成のESX Server 2.5および3.0ホストのVirtualCenterサーバへの接続をサポートしていません。
    • CD-ROMの接続された仮想マシンがDRSで移行されない
      CD-ROMの接続された仮想マシンは、DRSで他のホストに移行されません。DRSは、仮想マシンが移行されなかったことを示す警告メッセージを、表示または記録しません。
    • ESX Server 3.0.xホストに/tmp/vmware-rootディレクトリがないと、ホスト追加操作が失敗する
      VirtualCenterエージェントは、/tmp/vmware-rootディレクトリのないホスト上でのアップグレードに失敗します。この問題を回避するには、VirtualCenter 2.0.2アップグレードをインストールする前に、ESX Server 3.0.xホストに/tmp/vmware-rootディレクトリがあることを確認してください。詳細については、ナレッジベース(KB) 4478241を参照してください。
    • VirtualCenterのデータベース アップグレード処理をキャンセルできない
      VirtualCenterのデータベース アップグレード処理をキャンセルすると、アップグレード ウィザードのUIは閉じられますが、処理はバックグラウンドで実行され続けます。
    • 仮想マシンのアラームに関する『VMware Infrastructure SDK Reference Guide』の訂正
      『VMware Infrastructure SDK Reference Guide』には、alarm.StateExpression (on type="VirtualMachine")で使用可能な値としてruntime.connectionStateが誤って示されています。使用可能な値はruntime.powerStateのみです。次回のメジャー リリースでは、APIリファレンスが更新される予定です。
    • ネットワーク接続を復元したあとに、VMware HAエージェントの自動再構成に失敗する場合がある
      複数のホストで同時にネットワーク分離(それらがすべて同時にネットワーク接続を失う)が行われた場合、それらのホストで実行されているVMware HAエージェントは、ネットワーク接続が復元された後の自動再構成およびHAクラスタへの再参加に失敗することがあります。その場合は、各ホストでVMware HAを再構成するか、クラスタ全体でVMware HAの再構成を行うことによって、手動で再構成できます。詳細は、ナレッジベース(KB) 1002126を参照してください。
    • ユーザー名にASCII以外の文字は入力できない
      この制限は、Virtual Infrastructure Client、Web Access、およびSDKに当てはまります。詳細は、ナレッジベース(KB) 1002224を参照してください。
    • ダブルバイト文字の使用に関する制限事項
      VIソフトウェア(VI Client、WebAccess、VC Management Server、SDKなど)、およびESX Serverでは、ASCII文字のみサポートします。
      VI Clientでは、サポートされていない文字を含む値が入力または指定された場合、 ASCII以外の文字は明示的に退けられ、エラー メッセージが表示されますが、VI Client以外のソフトウェアではこれらは明示的なエラーとはなりません。エラー チェック機能を持たないソフトウェアで、ASCII以外の文字を入力または指定した場合は、未知の、予期しない障害が発生する可能性があります。
    • この日本語版バージョン 2.0.2は、日本語版Windows上のみでサポートされています。

    VirtualCenter 2.0.2のインストールの前に

    インストール処理を開始する前に、使用中の仮想インフラストラクチャ構成に関する、次のインストール前タスクを実行してください。

    管理対象ESX Server 3.0.xのインストール前タスク
    インストール処理を開始する前に、ESX Server 3.0.xホストに/tmp/vmware-rootディレクトリが存在することを確認する必要があります。このディレクトリがない場合は、VirtualCenterエージェントの更新に失敗します。この問題の詳細については、ナレッジベース(KB) 4478241を参照してください。

    本番システム上でのあらゆるアップグレードと同様、このメンテナンス リリースをインストールする前に、VirtualCenterデータベースをバックアップしてください。

    このリリースには、VirtualCenterデータベースのSQLスクリプトの変更(統計のロールアップの変更をサポートするために必要)も含まれています。これらの変更は、主に透過的に行われ、インストール処理の中で実行されます。ただし、使用中のデータベース サービスによっては、ユーザー(または組織のDBA)が以下に示すインストール前タスクを実行する必要があります。

    Oracleデータベース サーバのインストール前タスク
    VirtualCenterオブジェクトの管理に使用されるスキーマが、OracleのDBMS_LOCK組み込みパッケージを使用できる必要があります。つまり、そのパッケージの実行権限がスキーマに必要です。既存のシステムにアップグレードをインストールする前に、ユーザー(またはOracle DBA(データベース管理者))がsysdbaでOracleデータベース サーバにログオンし、次のように権限を与える必要があります。

    sqlplus system/<パスワード>@<システム名> as sysdba
    grant execute on dbms_lock to vpxadmin;

    [@<システム名>]を指定するのは、リモート データベース ホスト接続の場合のみです。たとえば、データベース インスタンスがVirtualCenterサーバ システムと同じホストにインストールされているとすると、このセッションは次のようになります。

    C:\oracle\product\10.2.0\10gR2_Home\BIN>sqlplus system/techpubs as sysdba
    SQL*Plus:Release 10.2.0.1.0 - Production on Fri Jan 5 10:01:51 2007
    Copyright (c) 1982, 2005, Oracle.All rights reserved.

    Connected to:
    Oracle Database 10g Enterprise Edition Release 10.2.0.1.0 - Production
    With the Partitioning, OLAP and Data Mining options

    SQL> grant execute on dbms_lock to vpxadmin;

    Grant succeeded.

    SQL> exit
    Disconnected from Oracle Database 10g Enterprise Edition Release 10.2.0.1.0 - Production
    With the Partitioning, OLAP and Data Mining options

    C:\oracle\product\10.2.0\10gR2_Home\BIN>

    既存のOracleデータベース サーバにVirtualCenterを新規インストールする場合は、スキーマを作成し、そのスキーマに適切な権限を与えてから、VirtualCenterをインストールする必要があります。Windowsコンソールからの、Oracleデータベース サーバ10gR2インスタンスに対するSQL*Plusスキーマ作成セッションの例を次に示します。

    sqlplus system/<パスワード>[@<システム名>] as sysdba
    CREATE SMALLFILE TABLESPACE "VIRTUALCENTER"
    DATAFILE 'C:\ORACLE\PRODUCT\10.2.0\ORADATA\TECHPUBS\virtualcenter'
    SIZE 500M AUTOEXTEND ON NEXT 10M MAXSIZE UNLIMITED LOGGING
    EXTENT MANAGEMENT LOCAL SEGMENT SPACE MANAGEMENT AUTO;

    ALTER DATABASE DEFAULT TABLESPACE "VIRTUALCENTER";

    CREATE USER "VPXADMIN" PROFILE "DEFAULT"
    IDENTIFIED BY "*******"
    DEFAULT TABLESPACE "VIRTUALCENTER"
    TEMPORARY TABLESPACE "TEMP"
    ACCOUNT UNLOCK;
    GRANT "CONNECT" TO "VPXADMIN";
    GRANT "RESOURCE" TO "VPXADMIN";
    GRANT "CREATE VIEW" TO "VPXADMIN";
    GRANT "EXECUTE ON DBMS_LOCK" TO "VPXADMIN";

    Microsoft SQLサーバのインストール前タスク
    現在インストールされているVirtualCenterが、マスタ データベースを指すODBCシステムDSN(データソース名)を使用するように構成されている場合は、次のタスクを実行してください。
    1. VirtualCenterサーバ用に新しいデータベースを作成します。
    2. VirtualCenterサーバ サービスを停止します。
    3. すべてのVirtualCenter関連データを、マスタ データベースから新しいデータベースに移行します。VirtualCenter環境と関連付けられたデータベース オブジェクトは「VPX」で始まります。データ移行は、資格のあるDBA(データベース管理者)が実行するようにしてください。
    4. VirtualCenter環境で使用するODBCシステムDSNを、新しいデータベースを指すように変更します。

    VirtualCenterサーバを新規インストールする場合は、以下のタスクを実行してください。

    1. VirtualCenterサーバ用に新しいデータベースを作成します。
    2. そのデータベースを指す、ODBCシステムDSNを作成します。
    3. VirtualCenterサーバのデータベースとしてのSQL Server 2005の使用については、ナレッジベース(KB) 6565318を参照してください。

    VirtualCenter 1.xから2.xにアップグレードするためのインストール前タスク
    SQLデータベースをアップグレードする場合は、その前にデータベースで大容量ログを有効にしておく必要があります。

    大容量ログを有効にする

    1. [SQL Server Enterprise Manager]を開きます。
    2. データベースを右クリックし、[Properties] - [Options] - [Recovery Model]をクリックします。
    3. [Bulk-logged]を選択します。

    ISOイメージまたはCD-ROMを使用して行うアップグレードのためのインストール前タスク
    ISOイメージまたはCD-ROMディスクを使用して、既存のVirtualCenter 2.0.1インスタンスをアップグレードする場合は、アップグレード インストーラを実行する前にナレッジベース(KB) 1001900にある手順を実行してください。

    ESX Serverホストへの言語パックのインストール

    VI Web AccessまたはVI Clientを使用する際に、ドイツ語または日本語のサポートが必要な場合は、言語パックをインストールしてください。

    言語パックのインストール

    1. ESX Server インストールCDのlangpackディレクトリで言語パックのzipファイルを見つけます。またはwww.vmware.comから言語パックのzipファイルをダウンロードします。ファイル名は、VMware-esxlangpack-2.0.2-<build#>.zipです。
    2. 一時ディレクトリにzipファイルを保存します。
    3. ESX-LangPack/hostd/ディレクトリから、ESX Serverホストのhostdインストール ディレクトリ(通常はusr/lib/vmware/hostd/)にファイルをコピーします。

    4. cp -pr ESX-LangPack/hostd/locale  /usr/lib/vmware/hostd

    5. ESX-LangPack/webAccess/ディレクトリから、ESX ServerホストのVI Web Accessのインストール ディレクトリ(通常は/usr/lib/vmware/webAccess/tomcat/apache-tomcat-5.5.17/webapps/)にファイルをコピーします。


      cp -pr ESX-LangPack/webAccess/webapps/ui   /usr/lib/vmware/webAccess/tomcat/apache-tomcat-5.5.17/webapps/

      cp -pr ESX-LangPack/webAccess/webapps/WEB-INF /usr/lib/vmware/webAccess/tomcat/apache-tomcat-5.5.17/webapps/ui/

      cp –pr ESX-LangPack/docroot  /var/lib/vmware/hostd/

    6. 次のように/etc/vmware/hostd/config.xmlファイルを編集して、正しいデフォルトの言語を有効にします。

        ドイツ語の場合は、config.xmlファイルに次の行を追加します。

        <locale>
        <DefaultLocale>de_DE</DefaultLocale>
        </locale>

        日本語の場合は、config.xmlファイルに次の行を追加します。

        <locale>
        <DefaultLocale>ja_JP</DefaultLocale>
        </locale>

    7. 次のコマンドを入力して、VI Web Accessおよびホスト エージェント サービスを再起動します。

      service mgmt-vmware restart
      service vmware-webAccess restart